2級小型船舶免許では操縦に条件がつくケースがある

2級小型船舶免許を取得すると、総トン数20トン未満の船で海岸から5海里以内の海域を航行できるようになり、自ら沖合に船を出して釣りをするといったことが可能になります。ただし、この2級小型船舶免許は取る時点の状況によっては、操縦に条件がつくことがあり、交付される免許証にもそれを示す内容が記載されています。例えば、16歳もしくは17歳の人が2級小型船舶免許をとった場合、18歳に達するまでは操縦可能な船舶が総トン数5トン未満のものに制限されます。この制限は満18歳になれば自動的に解除され、制限のない2級小型船舶免許と同じになります。

新規取得後はじめての免許証の更新手続きを終えれば、新しい免許証には限定に関する記載がなくなっているでしょう。また、湖川小出力限定免許を取得すると、二級小型船舶操縦士ではありますが航行可能な区域に条件がつきます。湖川小出力限定の二級小型船舶操縦士免許で航行できるのは、免許の名称にもある通り湖と川、そして国土交通大臣が指定した水域のみです。航行可能として指定されている水域は、通常の海上の気象条件下で、波も潮流も穏やかであると認められている水域で、京都府の阿蘇海や愛媛県の北灘湾と深浦湾、高知県の浦ノ内湾と須崎湾など全部で11ヶ所あります。

なお、操縦する際に眼鏡の使用等が必要となる場合、小型船舶免許証の表面の所定欄に設備等という記載が加えられ、裏面に操縦の際の条件が記載されます。条件つきで免許が交付されている場合は、その条件を守らなければ違反とみなされて、処分の対象となってしまうことがあるので注意しましょう。